称名寺
CULTURE
吊るし続ける「石の鐘」
称名寺には「梵鐘記念 昭和十七年十月」と刻銘された石が吊るされています。
昭和16年に公布された金属回収令によって、生活の中にある金属類は根こそぎ回収。称名寺の梵鐘も昭和17年、戦地に送られ大砲の弾丸になったと言われています。
門信徒は寺の近くにあった石をそこに吊るし、70年経った今も「石の鐘」はそのまま沈黙しています。
なぜ石の鐘のままにしているのか。こたえの手がかりは僧侶の佐々木五七子さんのこの言葉。
「いま世の中は平和ですか?平和ではありませんね。こうしているあいだにも、戦車や爆撃による殺し合いでなんの罪もない子どもや老人、赤ちゃんまでもが亡くなっています。そういう戦争がなくなったら、石の鐘は下げてとりかえましょう。」
INFORMATION
施設名 | 称名寺 |
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ジャンル | 寺 |
住所 | 〒389-1300 信濃町富濃3574 |
電話番号 | 026-255-5166 |
営業時間 | |
定休日 | |
web | https://yaokami.jp/1206554/ |
その他 | 電車利用:古間駅から徒歩35分(2.4km) |
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