一茶記念館

柏原・富士里

一茶記念館

長野県北部、信濃町柏原に生まれた俳人小林一茶は、晩年ふるさとで暮らしました。一茶終焉の土蔵が国史跡に指定されたのを記念して、1960(昭和35)年、一茶の墓のある小丸山に開館しました。2003(平成15)年4月新館となり、一茶の生涯と文学・一茶のふるさと・一茶顕彰などを展示し、あわせて、一茶忌全国俳句大会や一茶講座などの、一茶や俳句に関する様々な学習活動を行っています。

常設展示室

一茶が書き残した数多くの作品を中心に一茶の生涯と文学を紹介します。一茶が過ごした北国街道柏原宿は、模型とアニメで紹介しています。

また、記念館のある小丸山公園周辺には、一茶郷土民俗資料棟、俳諧寺、一茶の業績を讃えて立てられた一茶句碑などもあり、ゆっくりと俳諧の世界に浸ることができます。

民俗資料棟

江戸時代後期に建てられた宿場の民家を移築改装して展示棟にしています。一茶のふるさとのさまざまな民俗資料を展示し、なかでも、雪深い北信濃のくらしを伝える雪にかかわる生活資料や、きびしい気候風土の中から発達した「信州鎌」の鍛冶場を復元しています。

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